5年生 お米作り体験

2013年08月06日
5年生 田植え


1学期の総合的な学習の時間で「お米」について学習を進めてきました。
地域の方のご協力の元、お米作りを実際に体験することができました。


まずは「田起し」をします。
乾いた田の土を掘り起こし、細かく砕きました。そこに水を入れます。



水が入ったら、田の土を軟らかくして、平らにするために、「代かき」をします。
男の子達の活躍もあり、なんとなく田んぼらしくなってきましたね。


「代かき」名人さん達

汚れも気にせずに一生懸命に田んぼを作ってくれました。
少しは気にしてほしいほど汚れていますが、本当に頼りになりました。



吉川さんをゲストティーチャーに迎え、田植えをしました。
稲の苗は、吉川さんの田んぼのものを分けていただきました。
本当にありがとうございました。



さあ、ついに「田植え」です。1本ずつ丁寧に、等間隔に植えていきます。
足を取られたり、姿勢を維持するのが難しかったり、と田植えの大変さを
身をもって味わうことができました。



吉川さんのご指導の下、上手に「田植え」をすることができました。
これからどう育っていくのか、稲の成長が楽しみですね。


田植えをしてからの2ヶ月間は徹底した水の管理です。

こまめに水を入れ水量を保ったり、
根に酸素を送るために水をいったん抜く「中干し」という作業を行ったり、
稲を健康に育てるために「間断灌漑(かんだんかんがい)」という水の管理をしたり、

子ども達も先生方も協力して、稲の成長を毎日見守ってきました。




そして田植えから2ヶ月・・・







太陽の光を目一杯浴びた稲は、ぐんぐん伸びて子ども達の胸の当たりの高さ
まで成長しました。


稲の葉をかき分けてみると、稲の穂を見つけることができました。
さらに、よく見てみると稲の花が咲いていました。
3時間程度で閉じてしまうものなので、見られた人はラッキーですね。

この日は、ちょうど夏季水泳学習の最終日で、参加した子ども達は珍しい稲の花を
じっくり観察することができました。

きっと毎日しっかりとお世話をしてきた子ども達へ、稲からの感謝のプレゼントですね。


秋に向けてたくさんのお米が収穫できるといいですね。


続く・・・