「計画と教具」
家庭科の学習では、調理実習に取り組みます。実習に入る前の事前の学習で、詳細に計画をたてます。この学習は、おろそかにはできません。なぜなら、当たり前ですが子供たちには経験が少ないからです。
この計画は、子供たちに安心感をもたらせます。当日は、この計画をもとにおいしく調理してください。

授業では、欠かせない「教具」というものがあります。低学年の算数でしたら、数のブロック、図工なら電動糸鋸などです。
1年生の教室では、13-9の繰り下がりのある引き算の学習で、この数のブロックが大活躍です。数のブロックで、明快に10のまとまりという重要な数学的な考え方を示すことができます。子供たちに、繰り下がりの仕組みの理解を促します。

図工の学習では、保護者の皆さんも経験したことがあると思いますが、電動糸鋸がフル稼働です。
学校ならではの道具で、ベニヤの板をどんどんと切っていきます。直線を切るのは、子供たちも中々の腕前を見せていますが、カーブとなると本当に思うようにいかないようです。
曲線を切るコツは、「ゆっくり板を動かすこと」です。電動糸鋸は、思っている以上に振動が手に伝わってくるので、子供たちにしてみれば緊張感が高まってくるので、どうしても速く板を動かしてしまいがちです。
振動に焦らず受け止めて、ゆっくりと板を動かして曲線を完成させてほしいです。
